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神楽町【かぐらちょう】に住む人達は能力者に対しての差別がほとんど無い。
理由はこの能力者養成学園があったり、ギルド本部があったりして能力者と関わる機会が他の村や町と違い多いからだ。
逆に、神坂町は三大神町の中で一番能力者に対しての差別が強い場所でもあると担任に言われ、生徒達は顔を青ざめ、行ったときに何か言われるのか、何かされるのか不安になった。
先程までの生徒達の行ったことのない場所への期待と興奮は、恐怖に変わった。
皆が黙ってる中、音夜が口を開いた。
「先生、行くところは発電所の近くにある商店街ですか?」
「あぁ、あの辺りが一番差別が少ないからな」
音夜は担任に礼を言い、何かを考え出した。
昼休みに音夜は紅葉のクラスに行き、呼び出した。
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