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時代は江戸とか平安とか
陰陽師とか妖怪とかがいそうな時代
私はなんの能力も持たない少女
なんか化け物を退治しちゃう系の人(テキトーに名前をたいじにする)と一緒に組んで暮らしている
私のいる町は
妖怪に政権を支配されそうになっていて
それを阻止しようと私たちは頑張っている
その妖怪の主犯っぽいのが
狐の妖怪の少女(テキトーに名前をきつねにする)で
白い髪に白い着物で若干つり目
ある日私はひとりで城に乗り込んで戦おうとする
なんだかなんとか一矢報いて
城から逃げ出した
城下町にある自分の家へ走る
逃げる
走る
城下町の建物は赤く
赤い提灯をどの家もぶら下がっているのでなんかきれい
平屋のアパート的な所の角部屋が自分の家
追っ手から逃げきってなんとか帰ることができた
家ではたいじときつねが会っていた
たいじの話よるときつねは悪い奴じゃないらしい
もっと黒幕がいるそうだ
きつねが帰ってしばらくしたら
私を追いかけてきていた何かがいっぱい家まで押しかけてきた
たいじに
どうにかして退治しろ
と怒鳴ったが
たいじには退治できないらしい
しかたがないから
押し入れ的な所にかくれてみた
するといつの間にか隣に
蛙の仙人の夫婦みたいな仲間がいた
夫婦蛙もたいじもなんかストップウォッチみたいなのをもってた
仙人蛙の旦那の方のストップウォッチはうさぎの形をしていた
これに呪文を唱えれば結界ができるから、とりあえずそれで耐えよう
と仙人蛙の旦那がいう
いつの間にか私の手にもカエルの形をしたストップウォッチがあった
私はそんな魔法的な力がないことを知ってるのに
私も呪文を唱え始めた
必死で必死で必死で
唱えた
追いかけてきた何かは私たちを見つけられなくて
あきらめて帰って行った
出て行ったあと
ここにいては危険だと
私たちは町を飛び出した
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