イケメンくん

6/35
前へ
/183ページ
次へ
気が付くと琴那がニヤニヤしながらこっちを見ていた。 『美邑、口パクパクしてるよ』 『へっ?あ、うん。』 『ドストライクって顔に書いてあるけど?』 琴那とは中学は別々で、入学式に友達になった。 だからまだ付き合いは半月ちょっと。 そんな琴那にもお見通しなくらい、私は顔に出ていたみたい。 『え!?わかった?』 やだやだ。恥ずかしい。 イケメンくんにもばれた? 『ばればれ。きっとあの子も美邑の思ったことお見通しだと思うよ?』 うっそん。 それは恥ずかしすぎる!!!
/183ページ

最初のコメントを投稿しよう!

40人が本棚に入れています
本棚に追加