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すぐに二つ返事でメールを返すと、山下くんからもすぐに、
――じゃ、央司と相談してまた連絡するね!楽しみだ!――
と、返信が来た。
これって…
これってけっこう、いい感じなんじゃないの!?
一緒に遊ぼうって言ってくれたり、楽しみだって言ってくれたり…
少なくとも、私のこと、友達とは思ってくれてるんだよね!?
ニマニマとしながら、携帯を両手で握りしめ、山下くんの名前が表示された画面をおでこにぴとっと当てる。
目をつむり、携帯にこの恋がうまくいくように祈った。
しばらくそうして、携帯を眺めたりしていた。
…そういえば、だいぶ時間経つけど…
賢人くんと城座くんは、どこかに行ったきり戻ってくる気配がない。
さすがに心配になって探しに行こうかと、席を立った。
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