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次の日、俺は鎖で縛られたまま、外に連れていかれた。
周りは俺の処刑を見に来た野次馬でガヤガヤとうるさい。
絞首台の横にアイスが悲しげな瞳で俺を見つめていた。
まぁ、実の兄が絞首刑にあうんだ。
気分が良いはずがない。
そして罪状を言いにきた裁判官が絞首台の前に立った。
裁判官「被告人、ルージュ・ム・トルニティア。罪状を言い渡す。被告人はトルニティア皇帝である、タングレイ・ウル・トルニティアを殺害、及びに帝国兵36名の殺害、または重軽傷を負わせた罪により絞首刑に処す」
裁判官が俺の罪状を良い終えると、顔を隠した巨漢の男がやって来た。
そして俺の首に縄をかけ、俺を絞首刑を決行しようとした。
しかし、俺が無理矢理、魔力を使用して鎖を破壊した。
レオ「悪いな…。無実の罪で死ぬ気はないのでな…」
テルミナ「ルージュ!」
レオ「テル…お前に吐かれた唾は近いうちに吐き返しに来るからな…」
俺はテルミナそれだけ言って、『ワープ』した。
テルミナ「くそッ!」
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