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優奈「なんとか勝てたようね…」
失神してしまった沙織は、体がﾋﾞｸｯ､ﾋﾞｸｯと動いて白目を向き、唾液が垂れ流しになっている
優奈「まだ意識が回復してないけどもう帰ろうかな」
優奈が会場を立ち去ろうとしたその時……
沙織「待って…」
意識が回復した沙織が優奈を止める
沙織「あなたには負けたわ。だからあなたが次の試合にも負けないように私の音楽を聞いて欲しいの」
優奈「わかったわ」
沙織は笛を吹いた
沙織「これで大丈夫。あなたは負けない」
優奈「ありがとう。あなたの分もがんばるわ」
その時、沙織が不吉な笑みを浮かべていたのを優奈は気づいてなかったのだ…
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