隣の友人が異世界フラグ

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校門から俺の名前を呼ぶそいつは、両脇に女子を引き連れて歩いてきた。 出会い頭に一言言いたい。 「リア充爆発しろ!」 「え?急にどうしたの?」 俺は何も変な事はいっていない、世にいる非リア充の声を代弁しただけだ。 そしてこいつの容姿は綺麗に整えられた頭髪、パッチリした目、 普通にイケメンだ。 くそっ、人は見た目じゃねえんだー! 「そうよ!何が爆発しろよ!大城と喋れるだけでも感謝しなさい!」 ここで追記、今挟まれているリア充は大城 龍治という。 そして口を開くなり俺を罵倒したのは笹村千代、 髪型はツインテールで、つり上がった目が特徴、 見るからにツンデレですね、ありがとうございました。 「あのな笹村、お前に1つだけいってやる、お前お中で龍治はどんだけ神格化されてんだよ!」 こええよ!何!?実はヤンデレだったの!? 「な、そういうわけじゃないわよ!なに勘違いしてんのよ!バカ!」 「ぐぼぁ!」 そこで殴られたのは、まさかの龍治でした。 いや、半分計算ずくだったんだけどね。
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