15人が本棚に入れています
本棚に追加
向日「…なぁ、俺らってこういう時はどうするべきだと思う?」
宍戸「…俺に聞くな。」
芥川「ねー、俺悪者になってない?」
…なんだこの重い空気は。
コートの中だけ別世界かよ。
国境線できてるぞここに。
向日「で、でもまぁこれで一件落着なんじゃねーの!?」
そういった時だった。
パシャ
「「…え?」」
シャッターをきる乾いた音が聞こえた。
そこには―――
宍戸「ちょ、長太郎…ッ!」
鳳「あ、宍戸さん。ずるいですよーこんな面白いことになってるのに俺をよんでくれないなんて―!」
…てかなんでここに長太郎が…!
そんなことを考える暇もなく次の事件は起こった。
忍足「…ん?なんやなんや、みんな集まって―――」
向日「この声は…バカ侑士ッ!
来るんじゃねーッ!!」
その叫びもむなしく
1番来ちゃいけないやつがきた―――…
忍足「…ぁ…跡部…ッ!?」
忍足は驚愕した。
目の前に広がるこの光景が
跡部が小さい女子を抱いているこの状況は…!!
忍足「へ、変態ッ!」
跡部「お前に言われたくねぇ。」
ボキッ…
その何かが折れた音は奏の鳴き声より響いたそうな…
ー氷帝学園のクイーンーEND
最初のコメントを投稿しよう!