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――ップ
…ザ――
その音が聞こえてから脳内に映像が流れ込んできた。
そこには少女らしき人影が1つ
顔はぼやけてよく見えなかった。
その少女はゆっくりと私に語りかけた。
??「……違う…こ……んなの…嘘だ…よ……ねぇ………奏……」
…――私をよんでいるのは
誰?
??「――違うっ!…違う…の……」
――あなたは…
誰?
??「大丈夫だよ――…だ…ぃじょ……ウ………ぶ――……」
――ブッ
脳内でそんな音が響いて映像が途切れた。
なんで?
まだ―――…
『ジョーカー…?』
また、
まただ。
今夜またあの人が図書館へ来る。
何故わかったのは分からないけど
これは間違いない。
そして今夜――…
全てが終わる。
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