2.悪夢という名の日常

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「なぁ匠、…なんだったんだろうなぁ、あいつ」 「……気になるのか?」 気になる…か… 「どうだろうな。…でも、この先あいつには関わらないほうがいいということは、はっきりしている。」 そうして俺たちは、やっと訪れた安堵とこの先が見えない不安にため息を吐いた。 「「…は「あっ、そう言えば!あの一年君入学式の時に新入生代表挨拶をしてたやつだ!!やぁっと思い出せた!!そう言えばあの子、確か新会長になるって言ってたけど、…それで裂に挨拶にき…た…!!そうか!!別の意味の挨拶か!!会長×副会長!!の!!」はい??…」」 「…………」 「…………」 「………………」 「黙るなよ!!」 「「…はっ!!」」 固まってしまった3人だが、いち早く覚醒した裂によって同じく覚醒した。 ・
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