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「とりあえず…今日は確実遅刻だ。だから学校休むことにしよう。」
「それってただのサボ…」
ゴギャ…!!
匠が何かを言おうとしていたので、俺は己の持てる全力をもってすぐ近くの壁を笑顔で殴った。
「なにか?」
「イエ、ナニモアリマセン」
まぁ、仕方がないだろう
どの道筋肉痛だから行きたくなかったし、ちょうどいい。
…だって筋肉痛なのに全力で走るとか無理
でも捕まったらナニされっかわかんねぇし…
と、なって結局は保健室に逃げ込んでただろうしな。
…さてと。
「暇だな…何をしよう。」
「裂…一緒に寝直そうぜ?」
「お前と寝たら寝るだけじゃすまなそうだな、丁重にお断りする。」
「裂ぅ~裂ぅ~僕と一緒に寝よぅ?」
「キモイからヤダ」
さて、………「寝よう」
「俺とか!?」
「1人で」
…あ、匠が端っこでモヤシ栽培してる………と思いきやナメコだった。
どっちでもいいがやるなら自分家でやれ。
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