2.悪夢という名の日常

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こんにちは 只今、俺は校内を全力疾走しているところです。 その訳は… ドドドドドドドドドドド!! 「きゃぁぁぁああああ!!」 「高堂様~!!」 「高堂く~ん!!」 「高堂~!!」 「抱かしてくれぇぇええ!!」 ま・た・は・ 「抱いてぇぇええ!!」 ここ、男子校だよな? 俺、男だよな? なんで、なんで?? 「…っ…匠ぉぉおおお!!たっ、助けろぉぉおおお!!」 「……めんどいからガンバっ…」 その光景を屋上で呑気に見つめていた匠は、裂に聞こえないように呟き、微笑しながら見つめた。 ・
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