2.悪夢という名の日常

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ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ 「五月蠅い!!!!」 ゴシャッ 朝を知らせくれる目覚まし時計はみるも無惨な姿になり果てた… 一夜開け、俺は体中筋肉痛に苦しみながらベッドから起き上がる。 昨日の校内全力疾走が原因だろうが、一応俺は皆勤賞をねらっているので、どんなに苦しい朝でも起きる!! それが今生きている唯一の目標であり、生きる意味でもある!! この体質の改善はもう諦めた… 「んん……」 ん?? なんだ?? 今俺の声以外の声が聞こえたような… 「あれ…先輩……起きたんッスか…?」 ダレダ? 声の主は、裂の一人ようのベッドに入っていた。 そして、あろうことか裂に抱きついていて…… 裸体だった… 「………っ!?」 このあと、裂の悲鳴が学校全体まで響いたのは言うまでもない… ・
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