寒い空

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寒い空

ほよよ? キミは確か… また会えたうさね そう、僕は月の案内人 キミに出会い 語りかける ただのうさぎ 今宵、この寒い空に キミは何を思うかい? 僕はこの空をいつも 見上げ 待っている いつの日か 月への汽車に 僕も乗って月へ… えっ? 僕は案内はしても 月には住んでないうさ 僕は月とキミの世界の狭間の 月の境界にいる そして、たまに キミの前に現れて囁く キミの世界には 魅力がたくさん その魅力の中でキミは 1つ1つ選んで キミはたくさんの魅力を手に入れる 事ができる それはキミをいつか 突破させる鍵になる 目の前の扉が見えるかい? まだ見えないかもしれない いつか出会う その扉に合う鍵を持っているかはキミ次第 はてさて 僕は その先に先回りして 待ってようかな なんてね
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