作戦01

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「もうすぐ12月だね~」 只今、白龍の倉庫に。 「X'masかあ。紅ちゃん、どうするの?」 「どうするって何が?」 X'masなんて今まで暴走だったから何も考えてない。 「何ってプレゼントだよ。プ・レ・ゼ・ン・ト!悠くんに何あげるの?」 「プレゼント!?」 プレゼント交換? 「悩め悩め。彼氏がいない私よりはマシでしょ」 由季がほっぺたを膨らませる。 「だから、隆平が「聞こえなーい」 いいと思うんだけどな。 「私の周りは皆カップルだらけじゃん!」 「でもX'masも暴走するんだよね?」 私の言葉に皆固まる。 (由季と愛子以外も) 「え?これ禁句?」 「X'masに暴走なんて独り身だけやればいいのに」 愛子がぼそっと恐ろしい言葉を。 「いやいや、独り身に失礼ですぜ奥さん」 「由季おかしいから(笑)暴走で結局会えるじゃん」 「もー。紅ちゃんはX'masくらい暴走抜きでふたりきりで会いたくないの!?」 愛子が力説する。 「だって、いつも一緒にいるし…、暴走好きだし…。」 「それでも!X'masはふたりきりで過ごすもんなの!」
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