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鳴海「はい、じゃあ自己紹介お願いしま~す」
アザミ「琴羽アザミ(コトハアザミ)。よろしく」
愛嬌のない言葉で自己紹介した。アザミは初等部B組のクラスに今日から通うことになった。
鳴海「アザミちゃんは外国から引っ越してきた子でまだ日本に慣れていないんだ。
皆、仲良くしてあげてね―。」
教室がざわつく中、アザミは平然と冷たい言葉を言い放った。
アザミ「先生、そんなことより席はどこ?早く座りたいです」
鳴海「そんなことって…君の席はあそこだよ」
鳴海先生が指を指した所へアザミは堂々生徒の前を歩いていった。
「なにあれ」
「偉そうにして」
「顔普通」
「性格悪そうだな」
アザミ「うるさいクラスね、
初等部B組って」
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