学園に?

18/26
前へ
/317ページ
次へ
はぁ、この傷だらけの娘の傷を治そうと近づいたら 悲鳴をあげられ、そしたら男が現れ私とその娘の 間に入られた。 なんか焦っている。 まぁ私は今、ドラゴンなんだから当たり前か。 ちょっとしたらまた別の男女が来て傷だらけの 娘とそこにいる男の下に走ってきた。 ふーん、この娘の名前はミイナね。 で最初に来た男がツバサ。 次に現れたのがユイにミナにカイね。 なんか話しているが私はそこのミイナって娘の 傷を治したいだけだし、治したらせっかく ドラゴンになったんだから空を飛んでみたい。 もういいや。 話しかけてさっさと治そう。 ん~、どうせ話すならドラゴンっぽく話してみようかな? と言ってもちょっと話し方を変えるだけだけど。 ユウキ《もう良い?》 ツバサ「なんだ!?」 ユイ「だれなの!?」 カイ「急に誰かの声が…」 ミナ「気持ち…悪い。」 私が話しかけるとツバサ達?は騒ぎ出した。 ユウキ《なにを騒いでいるの?》 カイ「なぁ?もしかしてこの声ってドラゴン?」 ユイ「なわけないでしょ!? 使い魔でもないドラゴンが話すわけないでしょ!?」   ツバサ「カイ?今はふざけちゃ駄目だよ?」   ユウキ《ん?ドラゴンが話しては駄目なの?》 ドラゴンが話すわけがないと言っていたので 話しては駄目なのかと心配になり、聞いてみた。 ユイ「今のってドラゴン?」 確かユイって娘が聞いてきた。 ユウキ《そうだが?》 ユイ「ドラゴンが…」 ミナ「喋っ…た?」 ユウキ《喋っては駄目なの?》 ツバサ「いや…今まで喋るドラゴンを見たことが 無かったからビックリしただけだ。」 ビックリしたって失礼だね。 ドラゴンだって喋るのに… 見たことがないの出会った瞬間、人間は 逃げるか攻撃してくるからないのは当たり前だよ。 逃げた人を追いかけるなんてドラゴンは襲わ無い限り 追いかける事はないし、攻撃してきた人に 話しかけるなんてするわけがない。 故にドラゴンが喋るのを見たことがないのは当たり前。
/317ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2114人が本棚に入れています
本棚に追加