2114人が本棚に入れています
本棚に追加
はぁ、この傷だらけの娘の傷を治そうと近づいたら
悲鳴をあげられ、そしたら男が現れ私とその娘の
間に入られた。
なんか焦っている。
まぁ私は今、ドラゴンなんだから当たり前か。
ちょっとしたらまた別の男女が来て傷だらけの
娘とそこにいる男の下に走ってきた。
ふーん、この娘の名前はミイナね。
で最初に来た男がツバサ。
次に現れたのがユイにミナにカイね。
なんか話しているが私はそこのミイナって娘の
傷を治したいだけだし、治したらせっかく
ドラゴンになったんだから空を飛んでみたい。
もういいや。
話しかけてさっさと治そう。
ん~、どうせ話すならドラゴンっぽく話してみようかな?
と言ってもちょっと話し方を変えるだけだけど。
ユウキ《もう良い?》
ツバサ「なんだ!?」
ユイ「だれなの!?」
カイ「急に誰かの声が…」
ミナ「気持ち…悪い。」
私が話しかけるとツバサ達?は騒ぎ出した。
ユウキ《なにを騒いでいるの?》
カイ「なぁ?もしかしてこの声ってドラゴン?」
ユイ「なわけないでしょ!?
使い魔でもないドラゴンが話すわけないでしょ!?」
ツバサ「カイ?今はふざけちゃ駄目だよ?」
ユウキ《ん?ドラゴンが話しては駄目なの?》
ドラゴンが話すわけがないと言っていたので
話しては駄目なのかと心配になり、聞いてみた。
ユイ「今のってドラゴン?」
確かユイって娘が聞いてきた。
ユウキ《そうだが?》
ユイ「ドラゴンが…」
ミナ「喋っ…た?」
ユウキ《喋っては駄目なの?》
ツバサ「いや…今まで喋るドラゴンを見たことが
無かったからビックリしただけだ。」
ビックリしたって失礼だね。
ドラゴンだって喋るのに…
見たことがないの出会った瞬間、人間は
逃げるか攻撃してくるからないのは当たり前だよ。
逃げた人を追いかけるなんてドラゴンは襲わ無い限り
追いかける事はないし、攻撃してきた人に
話しかけるなんてするわけがない。
故にドラゴンが喋るのを見たことがないのは当たり前。
最初のコメントを投稿しよう!