学園に?

19/26
前へ
/317ページ
次へ
ユウキ《ねぇ?どうでも良いけどそこを退いてくれない? 私はそこにいる傷だらけのミイナだっけ? その娘に用があるだけだから。》 ツバサ「ッ!?何でミイナの名前を知っている!! それにミイナに何をする気だ!?」 このツバサって男は馬鹿なのかな? ユウキ《名前は話しているのを聞いていたから。 何する気かは見てればわかる。》 ユイ「ミイナに手は出させないわよ!?」 チッ、この人達めんどくさいなぁ。 もう魔法で動けなくしてから治すかな? あ、因みにドラゴン状態でも魔法は使えるよ? なんか、ドラゴンになったらこのドラゴンについて 知識が急に頭に流れてきて、それでこの状態でも 魔法が使えるのがわかったんだ。 ユウキ《めんどくさいなぁ、もう。 皆『動くな!!』》 カイ「ッ!?体が!?」 ミナ「動か…ない。」 この『動くな』という魔法は簡単に言えば 相手の動きを奪う私の創造魔法だ。 ついでに ツバサ「『トルネード』ッ!? 魔法が使えない!?」 そう。魔法を使えなくさせるのだ。 即興にしては上手くできたね。 上手く魔法が発動しているのを確認すると ミイナに近づく。 カイ「近づくな!!」 ユイ「ミイナに何かしたら許さないんだからね!?」 なんか騒いでいるが今は無視して更に近づく。 ミイナの前にはツバサ達がいてこれ以上近づけないから 首を伸ばし、顔だけ近づかせる。 ミイナ「嫌、来ないで!!」 ミイナは怖いのか泣きながら私を拒否?する。 更に私はなるべく怖がらせないようにしながら、 顔を近づかせる。 ユウキ《『天使の祝福』》 私は光の最上級魔法の『天使の祝福』の 詠唱破棄をしながら自分の鼻先をミイナの おでこにちょんっと少しだけつける。 すると一瞬にしてミイナの体中の擦り傷などの 傷が治った。
/317ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2114人が本棚に入れています
本棚に追加