学園に?

25/26
2113人が本棚に入れています
本棚に追加
/317ページ
グレイ「総帝、そのドラゴンは俺達にとって脅威になるか?」 総帝「いや、一度敵となれば脅威になるが 今の所脅威とはならないと思う。 友達に聞けば怪我をしたのもイノベヘ達から 逃げる時に出来たものだし、その怪我を治した後に 怖がらせてごめんねと言ってたからな。」 土帝「なんか不思議なドラゴンじゃのう。」 グレイ「ふむ、そのドラゴンについてだが、 新種として発表する。 そしてそのドラゴンに出会っても向こうから 攻撃してこない限り、攻撃は禁止とする。 帝達にはそのドラゴンに出会ったら話しを聞いてみて 少しでもそのドラゴンの情報を聞き出せ。 出来たらここの地下の訓練所に転移で連れてこい。」 そんなパパの言葉に帝達は頷く。 グレイ「今日は以上だ。」 それを聞くと帝達はそれぞれ帰って行く。 今は私とパパだけだ。 私も帰ろうかな? グレイ「闇帝は待ってくれ。」 帰ろうとする私をパパは呼び止める。 ユウキ「なに?」 グレイ「もう俺達だけなんだからフードをとってくれないか? なんかユウキが男の声で話していると何か 嫌なんだ。」 ユウキ「わかったよ。」 私はパパに言われた通り、フードを取る。 グレイ「よし、それでユウキを呼び止めたのは いくつか質問があってな。 まずはここに来た時のあれは何だ?」 ユウキ「あれは私のオリジナル魔法だよ。 転移防止結界ってあるでしょ? その結界の中に直接行く事が出来るような魔法は ないかと考えて作った魔法だよ。 あれは転移ではないから結界内に直接行く事ができるんだ。 これを作るのは大変だったよ。」 私がそう言うとパパは驚いた顔になった。 グレイ「ユウキはオリジナル魔法も使れるんだな。 オリジナル魔法が作れるなんて凄いじゃないか!! ただな…」 ユウキ「大丈夫だよ。 私はこの魔法を悪用するつもりはないよ。 パパと約束する。 それに誰にも教えるつもりはないよ。 これは私とパパだけの秘密ね。」 私がはにかみながら言うとパパは嬉しそうに そうだなと言った。
/317ページ

最初のコメントを投稿しよう!