学園は波乱の日々?前編

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ユイ「で?その自称すんばらしい第六感が 間違ってないとしてもあんたが興奮する 理由にはならないわよ?」 カイ「おいおい、俺のすんばらしい第六感を 嘗めるなよ? どんくらいすんばらしいと言うとな…っと 話が脱線しそうだったな。 まぁ、女が転入してくるだろ? 教室に入って来た女は俺を見て一目惚れするだろ? そして今日中に告白してきて俺もリア充の仲間入りに…」 うん、今日もカイは相変わらずだね。 カイ「今日の夜には部屋によんでだな、 あんな事やこんな事を…」 ぐへへへへへへへへへへっ とカイは口を半開きに涎をたらしながら奇妙な 笑い声をあげる。 ユイ「あんたはいつもいつも…気持ち悪いのよ!!」 カイ「ぐへへ…ブヘラッ!?」 ドンッ ユイに顔面を殴られたカイは教室の1番前から吹っ飛び、 1番後ろの壁に衝突すると気絶でもしたのか 沈黙した。 ツバサ「カイ大丈夫「おらぁ、席に着けぇ。」 じゃ、先生も来たしまた後でね。」 先生が来たので皆は自分達の席に戻る。 ルイ「あぁ、連絡事項は多分無いが今日は ダルい事に転入生がいる。」 転入生がいると聞き、皆が騒ぎ出す。 男子生徒1「先生!!女ですよね!?」 男子生徒2「愚問だろ?女に決まってる。 いや、そうであってくれ!!」 女子生徒1「いいえ、イケメンよ!!」 女子生徒2「そうよ、イケメンよ!!」 ルイ「静かにしろ!! 女子どもは残念だったな。 そして野郎は喜べ。 転入生は女子だ。」 男子生徒達「よっしゃー!!!!!!!」 女子生徒達「そんなぁ…。」 ルイ先生の言葉に男子生徒達は歓喜をあげ、 女子生徒達はうなだれる。 あ、カイが言ってた事は本当だったんだ。 カイの自称すんばらしい第六感は侮れないかも…。 ルイ「じゃぁ転入生、さっさと入ってこい。」 ルイ先生が言うと教室のドアが開き、 1人の女子生徒が入ってきた。 男子生徒達「うぉぉぉぉぉぉ!!」 ツバサ「…。」 男子生徒達が騒ぐ中、俺はその娘を見た瞬間 固まってしまった。 この気持ちはなんだろ? 今までにない感覚だ。 う~ん… いくら考えてもわからないや。 あ、転入生の自己紹介が始まるみたい。 この気持ちが何なのかはいずれわかる事だし、 今は自己紹介を聞いておこう。 ツバサside End
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