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教室のドアを開けた瞬間、今までに聞いた事がないくらいの
歓声?が聞こえ、思わず耳を塞いでしまった。
ルイ「うるせぇー!!!!!!!!!!!!!!」
ルイ先生の一喝で騒がしかった教室は一瞬で
静かになる。
ルイ「たく、只でさえだりぃのに…。
よし、転入生はここに来て自己紹介をしろ。」
私は言われた通り、ルイ先生の横に行く。
ユウキ「ッ!?」
うぅ~。当たり前だけど教室の皆がこっちを見ているよ。
あぁ、ますます緊張してきたよぉ…
ルイ「おら、黙ってないで自己紹介しろ。」
ユウキ「あ、えっと…何を言えば…。」
緊張しすぎて頭の中が真っ白に…
ルイ「あぁ?そんなの自分の名前と魔力量に
属性、それとギルドに入ってると思うから
ランクぐらいでいいだろ。」
あ、そうだった。
教室に入る前に考えてたじゃん。
でも、魔力量はどうすれば…100万で丁度良いのかな?
いや、多すぎるかな?
でも50万だと少なそうだし…
間を取って80万くらいにするか。
ユウキ「えっと、ユウキ=シコルフって言います。
ギルドランクはSSで魔力量は80万。
属性は火、闇、土、幻です。
これからよろしくお願いします。」
うん、これくらいで良いよね?
ユウキ「ってあれ?」
教室中がだんまり何だけど何でかな?
何か失敗でもした?
ユウキ「あの、ルイ先生?」
ルイ「…あ、ユウキってすげぇな。
その歳でその魔力量にギルドランク。
流石、ギルドマスターの娘だな。」
生徒達「すげぇー!!!!!!!!!!!!」
少し遅れて生徒達の驚きの声が教室中に
響いた。
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