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ユウキ「あ、ルリ!!」
声が聞こえたほうを見るとルリが
走ってこちらに来る姿が見えた。
私は走って来るルリを真正面から受けとめる。
ユウキ「ルリ、久しぶりだね。」
ルリ「お姉ちゃん、酷いよ。せっかく同じ
クラスになったのに全然話しに来てくれないんだもん。」
……………え?
ルリって同じクラスだったの?
教室に居たかな?
ルリ「もしかして…わからなかった?」
ユウキ「うっ……ごめんね?
本当は話したかったけど緊張して全然
わからなかったの。
その後も色々あって結局わからなかったんだ。
本当にごめんね?」
ルリ「う~、もう良いですよ。
そんなに謝られたら許すしかないよ。」
ユウキ「ルリ、ありがとぉ!!」
私は嬉しくてと久しぶりのルリの可愛さに
思わずぎゅっとする。
ルリ「お、お姉ちゃん?
嬉しいんだけど、恥ずかしいよ。///」
カイ「なんか良いな、これ。」
ツバサ「うん…はっ!?違う、違う!!
止めないと魔武器が作れないよ。」
ユイ「そうね。ほらユウキ?
そろそろ止めないと時間が無くなるわよ?」
ユウキ「むぅ…名残惜しいけど止めるよ。
ルリ、また後でね?」
ルリ「はい、また後でね。」
そう言うとルリは元の場所へ戻っていった。
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