学園は波乱の日々?前編

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光が収まったので目を開けてみるとそこは 先程までいた闘技場ではなく、どこまでも広がる 草原だった。 ユウキ「ここどこ?」 「久しぶりに召喚されたと思ったらこんな娘じゃたとわな。」 私が目の前の光景に呆然としていると後ろから 急に声が聞こえてきた。 ユウキ「ッ!?」 驚きながらも後ろを振り向くとそこには 体長は4、5mくらいの尻尾が九本ある狐がいた。 ユウキ「ドラゴンじゃなかったorz」 狐「なんじゃ、儂の姿を見たら急に落ち込むとは。」 ユウキ「だって私はドラゴンが良かったんだもん。 それが九尾の狐だったから落ち込んじゃうよぉ。 はぁ、チェンジって出来る?」 私は落ち込みながらもダメ元でチェンジ出来ないか 聞いてみる。 狐「そんなのできるわけなかろう!? それに儂はただの九尾の狐じゃないぞ? なんと天照大神じゃ。」 ユウキ「あれ?天照大神って地球の日本神話に 出てくる太陽神で女性じゃ… なんで九尾?   それになんで異世界にいるの?」 狐「ふむ、地球とお主が言う異世界のルーミニアは 平行世界と言えば良いかの。 神やら何なやらはあまり変わらんのじゃ。 違いは分かるとは思うが地球では科学が、 ルーミニアでは魔法じゃな。 それに何故九尾の儂が天照大神なのかじゃな? それはわからん。」 わからないんじゃぁしょうがないよね。 ユウキ「じゃぁ、聞きたい事も聞けたし私はこれで。」 狐「おぉ、たまには遊びに来るのじゃ。 ってなんでやねん!!」 おぉ、九尾のしかも天照大神の関西弁の ノリ突っ込みだ(笑)
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