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その日の夜
ユウキ「おやすみ。」
グレイ「おやすみ。」
ミレイ「おやすみ~。」
パパとママにおやすみを言うと私は自室に向かった。
ユウキ「あぁ~、今日は疲れたぁ。」
部屋に入った私はそのまま、吸い込まれるように
ベットにダイブした。
ユウキ「今日は大変だったなぁ…。
全帝は絶対Sでしょ。
まったく…私はMじゃないのに…。」
それにしても思っていたより魔物を殺すのに
躊躇や戸惑いがなかったな…
元がドラゴンだからか?
魔物を前にしても恐怖しなかったのは自分が
ドラゴンだと認知したからかな?
神
ユウキ《ッ!?なんだ、神かぁ。
びっくりしたぁ。
で、何が正解?》
神《ん?自分がドラゴンだと認知したからがじゃよ。
認知してるのとしてないとでは全然違うからの。
ほら、異世界『イグニルス』に着いた時は知らなかったよの?
だから魔物に会った時恐怖し、硬直した。
知ってからは魔物に会っても恐怖しなかったよの?
それが何よりの証拠じゃな。》
ユウキ《ふ~ん。
てか、この世界の名前初めて知ったよ(笑)
まっ、それより神はなんでちょくちょく念話してくるの?》
神《それはわしの出番が少ないからじゃ。
こうでもしないとわしの出番なんて永遠に皆無じゃしの。》
ユウキ《………。》
神
ユウキ《念話解除。》
神ブチッ
神のくだらない理由に呆れた私は強制的に
念話を切った。
ユウキ「はぁ~。」
神ってそんなな暇なのか?
ちょくちょく念話するなんて…。
それに神なんだからそんなに念話もしちゃ駄目でしょ。
はぁ、ただでさえ疲れてるのに神のせいで
更に疲れたよ。
もういいや。
早く寝よう。
その後疲れた私はすっと眠りに落ちた。
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