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王様「ふむ、これによるとお主が空席だった
闇帝をやるのか?」
手紙を読み終わった王様が手紙から視線を
私に移し、そう聞いてきた。
ユウキ「そうでございます。」
王様「了解した。
これからは闇帝として頑張ってくれ。」
ユウキ「はい。それでは私はこれで。」
コンッコンッ
???「お父様!!
新しい帝が来てるって本当ですか?」
私が帰ろうとするとノックする音が聞こえ、
女の子が入ってきた。
多分、王様に聞いてるわけだからこの娘は
王女かな?
王様「ルリよ、訪問者がいるのだぞ?
もう少しお淑やかに出来ないのか?」
ルリ「そんな事より新しい帝が来てるのは
本当なんですか?」
王様「はぁ…そこに居る黒い奴がそうだ。」
王様がルリという王女に呆れながら私を指を指しながら言った。
ルリ「この方が新しい帝ですか。
貴方は何の帝なんですか?」
ユウキ「私は闇帝です。」
ルリ「やっと闇帝が決まったんですね…………。」
それだけ言うと何か考え込む王女様。
う~ん、これは帰って良いのかな?
帰って良いよね?
ユウキ「それでは私は帰らせてもらいます。」
ルリ「ちょっとお待ちください。
あのお願いがあるのですが…
貴方のお顔を見せてください!!」
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