ギルド最高戦力の帝に

12/19
前へ
/317ページ
次へ
王様「ふむ、これによるとお主が空席だった 闇帝をやるのか?」 手紙を読み終わった王様が手紙から視線を 私に移し、そう聞いてきた。 ユウキ「そうでございます。」 王様「了解した。 これからは闇帝として頑張ってくれ。」 ユウキ「はい。それでは私はこれで。」 コンッコンッ ???「お父様!! 新しい帝が来てるって本当ですか?」 私が帰ろうとするとノックする音が聞こえ、 女の子が入ってきた。 多分、王様に聞いてるわけだからこの娘は 王女かな? 王様「ルリよ、訪問者がいるのだぞ? もう少しお淑やかに出来ないのか?」 ルリ「そんな事より新しい帝が来てるのは 本当なんですか?」 王様「はぁ…そこに居る黒い奴がそうだ。」 王様がルリという王女に呆れながら私を指を指しながら言った。 ルリ「この方が新しい帝ですか。 貴方は何の帝なんですか?」 ユウキ「私は闇帝です。」 ルリ「やっと闇帝が決まったんですね…………。」 それだけ言うと何か考え込む王女様。 う~ん、これは帰って良いのかな? 帰って良いよね? ユウキ「それでは私は帰らせてもらいます。」 ルリ「ちょっとお待ちください。 あのお願いがあるのですが… 貴方のお顔を見せてください!!」
/317ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2114人が本棚に入れています
本棚に追加