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ユウキ「え、やだ。」
ルリ「え…なんでですか?」
まさか、断られるとは思っていなかったのか
驚く王女様だが、なんとか理由を聞いてくる。
ユウキ「なんでか…それは帝は顔を見せる必要がないからだ。」
ルリ「む…確かにそうですが。」
理由はわかっているのにそれでも見たそうな
顔をする王女様。
ユウキ「はぁ…王女様はどうしてそんなに俺の顔が見たいんだ?」
ルリ「ん~、どうしてでしょう?
何故だかわかりませんが、何故か見たいんです。」
なんだ、それ?
理由はないけど見たいとか…
なんか、どうでもいいや。
ユウキ「帰らせてもらう。」
そう言い私は王女様の横を通り、謁見の間
から出ようとした…
王様「待て。」
が、王様の言葉で出来なかった。
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