ギルド最高戦力の帝に

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ルリ「お姉ちゃんの名前はユウキなんですかぁ。」 ユウキ「うん、そうだよ。 あ、私が闇帝なのは内緒だよ?」 ルリ「うん!!わかった。」 私が内緒だよ?と言うとルリは満面の笑みで 返事した。 その後も私とルリ、王様に王妃の4人で雑談した。 ルリ「あ、そういえばお姉ちゃんはどこの学園に 行ってるの?」 ユウキ「ん?どこにも通ってないよ。」 ルリ「義務なのにどうしてですか?」 え? 義務? ユウキ「王様、義務なんですか?」 王様「あぁ。 このローミヤン王国では18までは学園に通うのは 義務だぞ。」 そうだったのかぁ。 でもパパとママは何も言ってこなかったような。 どうしてだ? ルリ「それでなんでですか?」 ユウキ「あぁそれはね…」 私は3人に嘘だけど記憶が無いこと等、 今までの事を話した。 ルリ「ぞんなごとがあっだんでずがぁ。」 話し終えるとルリが泣き出してしまった。 ユウキ「ルリ?私は大丈夫だから泣き止んで? ルリが泣いていると私まで泣きたくなっちゃうからね?」 泣いてるルリに私は優しく話しかける。 ルリ「…グスッ。はい、わかりました。 あ、そうだ。お父様、お姉ちゃんを私と同じ学園に 通えるようにできますか?」 え、何を言ってるの? そんな事出来るわけが 王様「あぁ、出来るぞ。 何たって俺は王様だからな。」 出来るんだ… てか、王様最初より大分フレンドリーな話し方だね。 ユウキ「って、本人抜きで話を進めないで!!」 王様「なんだ?一緒は嫌なのか?」 ルリ「そうなんですか?」ウルウル ルリが涙目になりながら聞いてきた。 ユウキ「いや、だからね…そういうのじゃなくて…」 ユウキ「…。」ウルウル ユウキ「うっ……はぁ、そのまま話を続けてください。」
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