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「あっちゃん…」
僕のすぐそばでそんな声がきこえた。
目が覚めるとすぐそばに一人の女の子が座っていた。
彼女はなんだか悲しそうな顔をしていた。
僕が目が覚めたことに気が付いた彼女は少し嬉しそうに笑った。
なんだか僕も嬉しくなった。
安心してなんとなく眠りについた。
起きた頃にはもう日は沈んでいた。
彼女はもういない
ふと思い出す。
隣にいたあの子は誰なんだろう?
何処かで会ったような気がする。
そもそも俺は一体何者なんだ?どうして病院にいるんだ?
そういえばあの子は俺を「あっちゃん」って読んでたな…
彼女なら何か知ってるかもしれない。
また彼女が来るのを待とう。そこでいろいろ聞くことにしよう。
さすがに今日はもう来ないだろう。
もう寝よう。
お休み?
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