記憶喪失!?

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家についた。 「帰って来たんだよな?」 「そうよ」 少し戸惑いながら入口のドアに手をかけ家の中に入った。 玄関には小さな女の子がいた。 俺を見付けて勢いよく飛び付いてきた。 「お兄ちゃんお帰り!」 「た、ただいま」 ε=(ノ゚ー゚)ノ 妹なのかな? 「お兄ちゃん大丈夫?」 「記憶喪失になったらしい…」 -_-? 妹は不思議そうに 「記憶喪失?」 「お兄ちゃんはね頭を打って、いろんなことを忘れちゃったの…」 「え~!!」 「じゃぁ、南のことは?」 「ごめん、解らない」 「まぁ、元気だして?」 「早く思い出してね!」 「うん、ありがとう」 俺、妹に励まされてる… そんなことを考えながら靴を脱ぎ、 「俺の部屋は何処?」 「こっちだよ!」 妹に連れられ自分の部屋に 「ここだよ!」 「ここが俺の部屋か」 至って普通の部屋だった。 でもなんとなく居心地がいい ベッドに横になると気付いた頃にはもう寝てしまっていた。
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