君がいた日

迷い

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　＊　＊　＊

「――はあ!?」

「うう…」

ところ変わって、あたしの家。
沖田さんと李久はもう話し始めちゃったから、あたしは亜希を連れて家に帰った。

なんで今あたしが声を上げたかというと、亜希に馬鹿みたいな事言われたから。

ふざけて「沖田さんとどうなの？」って聞いたら亜希は顔を赤らめながら「両想いになりました」、って言った。

照れ屋で奥手な２人だから驚いたけど、さらに驚いたのはその後。

「一緒に住んでてしかも両想いで、なんで何も起こらないの!?」

「……そんなこと言われても…」

あたしには理解できません。
健全な男女が一緒に住んでて…

……頑張ってよ沖田さん。