Nightmare 設定資料

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  【世界観】 舞台は近未来。 技術的に高度な成長を果たしたこの世界では、全世界の大半が利用する全く新しい形のコミュニケーション媒体が誕生していた。 その名も Dream Linkage Project... 通称DLPと呼ばれる超大規模なソーシャルネットワークサービス。 このサービスを利用するユーザーは、目に覆い被さる程度の大きさのゴーグルが着いたヘルメット状のものを頭に装着し、安定した場所にある椅子などに腰掛ける。 このヘルメット状のパーツは、DLPにアクセスする為に必要不可欠となる「Linkage code」と呼ばれるパーツ。 ユーザーはこれを用いて意識をDLPのサーバーへと転送し、アバターと呼ばれる、DLP内で行動する為の移し身を作り、世界中の人々と交流したり、親睦を深めて友好関係を築いたり、疑似的な生活を行なったりできるのだ。 この全く新しい形式のソーシャルネットワークサービスに、初めこそは安全性を疑問視する声が上がったが、βテストを経てその疑問を払拭し、現在となっては全世界の大半が利用する規模まで順調に成長した。 そう…恐ろしい程順調に……。 さて、前置きはここまでにして。 「Nightmare」、直訳「悪夢」というタイトルにホラーな感じを想像する人もいるかも知れませんが、このお話にはホラーの要素は全くありません。 全体的に噛み砕いて説明するならば、 DLPの日常の片隅にはびこる不思議 とでも言いましょうか。 Nightmareには主人公の女の子と、その女の子をサポートする男の子がいます。稚拙な文ながら最初に少しばかり二人を紹介してみようと思います。  
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