4人が本棚に入れています
本棚に追加
⊿ 約束
あれから5年...
小3だった私は中2になった。
中1でクラスからのいじめによる不登校を経験したものの
奇跡的に中2に進級すると同時に学校に行けるようになっていた。
不登校期間、私は幾度となく自分から命を絶とうとした...
けれど、やっぱり頭に浮かぶのは父の姿で
生きたいのに生きれなかった人がいるのに、死んでいいのかと自問自答していた。
そのときに、私は 父との最期の会話をした日のように
空に向かって誓った...
― お父さんの分まで生きる
人の分まで生きるなんてよく分からなかったけど、
父の生きようとした気持ちを私が受け継ごうと思った。
最初のコメントを投稿しよう!