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マ「…〇〇〇ちゃんは僕のものっていう印がないと…誰かにすぐさらわれて行っちゃいそうで……〇〇〇ちゃん、可愛いから……」
『…マックス…いつも私に帽子を被せようとする理由って…それ?』
マ「うん…でも、もう大丈夫。」
『そうだよ!私がマックスを置いて他の人の所になんて行くわけが……』
マ「僕のものっていう印をつける方法なんて、いくらでもあるって気付いたから!!(ニコッ」
『…………………へ?』
すると、マックスはゆっくりと私の首すじに口を付け…
『…痛っ!;』
その瞬間、私の首にピリッとした痛みが走る。
マ「……これでよし。…それ、消えたらいつでもつけなおすからね!」
『…な…なにしたの?』
マ「別になにも♪じゃ、そろそろ帰ろ!!」
(チュッ)
マックスは私の額にキスすると、私の手をとり歩きだした。
『…そう??…わかった、帰ろ!』
その日は二人で少し遠回りして家に帰った。
――――その日からというもの、私の周りに男の子が寄り付かなくなったのは言うまでもない。
-END-
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