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まなside
わたしの、だーいすきなせんぱい。
「ゆーと先輩っ!」
「わっ、まなちゃん。いきなり抱きついてこないでよー、びっくりした。」
「えへへ、ごめんなさい。ね、今日友だちが彼氏のとこ行っちゃって…お昼ひとりなの。一緒に食べましょ、先輩っ!」
仲良くなったキッカケは、わたしの一目惚れ。アピールしてるんだけど、なかなか先輩ガードカタくて、彼女作らないし全然女の子と遊ばない。
ま、それはそれでひっついても彼女からのいちゃもんとかないし!絶対、ゆーと先輩はわたしの彼氏にするんだから!
「お昼?んー、まあ別にいいよ。俺も誰かいないかなって探してたとこだし」
「やったー!じゃあ弁当持ってくるんで!待っててくださいねー!」
わたしはびゅーんと教室に戻り、きっと光より速いスピードでゆーと先輩のもとへ走った。
「そんな急がなくても…(笑)」
「だって!ゆーと先輩といる時間が少なくなるもん!」
「ふふ、そっか。じゃあ、行こう。屋上にしようか!」
「はいっ!」
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