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屋上につくと、これでもかってくらいに晴れた空が広がっていた。
こんなきれいな空をゆーと先輩とみれてよかった。
「わあ、きれー!よかった、今日屋上にき…て!っせんぱっ!」
座ろうとした、その時。
ゆーと先輩に後ろから抱きしめられた。
背の高いゆーと先輩の髪の毛が、わたしの首筋に当たる。
「ゆ、と先輩…こしょばい/」
なに言ってんの、私。
なんで抱きしめられてそれ言うの?
でも頭がこんがらがっちゃって、よくわかんない。
「ん、こしょばいの?」
「耳も…こしょばい/」
耳元でやさしく囁くゆーと先輩。もう、やめてほしい。ドキドキ止まらない、心臓が破裂する。やばい、心臓がもたない。
「まなちゃん、好き」
「ゆ…と先輩が…?わたしを…?」
「うん、ずっと好きだった。ごめん、知念がまなちゃんのこと狙ってるらしくてさ、不安になっちゃった。まなちゃんは、俺のことが好きでしょ?知念になんて渡したくなかったんだ。」
…どうしよう、これは夢?
あの、すごいモテる知念先輩がわたしを狙ってたことよりも、今ゆーと先輩に抱き締められて告白されてるほうが嬉しい。当たり前か、ゆーと先輩が大好きだもん、私。
「知念先輩より、ゆーと先輩のが好きに決まってます/やさしくておっきいゆーと先輩がだいすき/」
「まなちゃん…」
やさしく、口付けを交わした。
◎ せんぱい。
わたしだけのゆーとせんぱい。
end
ゆーとくんに抱き締められた夢みたもんだからさ。←
リクエスト待ってます。るん
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