終わりとプロローグ

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今年の4月1日をもって多分僕は一人になる この世界の法律として数え年16歳の男女には強制された進化権がある 逆をいえば16歳未満は進化出来ないが、これはこの世界の掟だった 進化権を有するものは進化し、政府に届け出なければならない 反逆者は知らない でも、進化を拒むものはそういないポケモンみたいに自由にはいかない 16歳の4月1日にならなければならなかった。なるしかなかった しかし同時に世界に格差が生まれる その進化で一生決まる
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