「GⅠ」

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「GⅠ」

勝負の朝、蹄鉄が打ち替えられた。   「良馬場でやらせたい」その願いが叶った。   馬主は、目を潤ませた。   調教師は、固唾を呑んで見守った。   「さぁ、行こうか」騎手が声をかけた。   馬と騎手は、ひとつになった。   ファンは、惜しみない拍手を送った。   そして、次の夢に走り出す。
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