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もしかして、昼休みに当番が中に人が居るのに気付かずに鍵を閉めてしまったのかな。
それだったら申し訳ないな…
そっと近付いて、伏せた顔を斜め上から覗いてみる。
「うわ…」
キラキラ光る金色の髪。長いマツゲも金色だ。
日焼けしていない肌は真っ白で、まるで陶器で出来た人形みたい。
京さんとはまた違う綺麗な顔、こんなに綺麗に生まれて来る人も居るのに、神様は不公平だ。
思わず、手を伸ばしてその髪に触れてしまった。
シルクみたいに、サラサラつやつやした細い髪が指先を滑る。
う…っ髪までイケメンだなんて…なんか悔しい…っ
気持ちいい手触りに思わず無心にになって撫でていると、いつの間にか、綺麗なアイスブルーの瞳が僕をじっと見つめていた。
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