656人が本棚に入れています
本棚に追加
そう、あの馬鹿は前回我を犠牲にして、召喚フラグを回避しやがったのだ。
おかげで200年ほど、邪神をやるはめになった。
くそっ思い出したら、また殴りたくなった。
ガシッ
「ん?なんだ?足に何かまとわりついて…。」
左足を見る。我の左足はまだ少し、門から出ていた。
そして、その足には、黒い手がまとわりついていた。
その手は、先ほど振汰が落ちた魔法陣につながっている
「なっ…これは、まさか、真理の手!?
や、やめろ我は、人体錬成などしておらん。ましてや、真理に興味もないぞ!?」
馬鹿なことを言っているうちに、足を掴んでいる真理(仮)は、その範囲をのばす。
「くそっ左足が持ってかれる!?」
まだ馬鹿なことを言っているが余裕は、余りない。
我は、門の柱に捕まっているがいかんせん真理の力が強い
「くっ、負けてたまるかあああ」
叫び声をあげる。そして、力の限り門にしがみつく。
その声を聞きつけてか、屋敷から人が出てきた。
そして、その人物があげた言葉は、
最初のコメントを投稿しよう!