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主に、扱いの難しい者や、ドラゴンなど急に暴れやすい者などの、召喚の時に使われる。
次に、間にある結界だが、あれが一番厄介だ。
「おい、あれ俺らの魔力で、出来てないか?」
未だ、召喚陣を見上げていた振汰が言う。
そう、あれは術の行使者はどこか、別の所に居るのだろうが、紛れも無く我らの魔力で、出来ている。
これが、意味する事はすなわち、我らがここを抜けだそうと思い、無理やり、結界を破った場合、術は行使者ではなく、魔力源である、我らに跳ね返ってくる。
術が失敗すれば、跳ね返るというのは、この世の常だ。
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