異世界への片道切符

5/11
前へ
/390ページ
次へ
「だなぁ~」 振汰があっさりと同意する。 言い忘れていたが、我々の立っている場所は、電信柱の上だ。  大体あの手の魔法陣は、展開するのに広さと面積が必要となる。 それゆえに、電信柱の上は、広さも面積も足りないために、かなり安全と言える。 端から見ればかなり怪しいが、どういうわけか魔法陣が展開している時、辺りに人影は一切なくなる。 まあ、人に見られても、余り驚かれはしないだろうが…。
/390ページ

最初のコメントを投稿しよう!

656人が本棚に入れています
本棚に追加