異世界への片道切符

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 まあ、そんなことを考えながら、足を進める。  ちなみに我々の履いている靴は、対電性に優れたすごい靴だとかいって、師匠がどこかから持ってきた。  この靴は、重い。それこそ、中に鉄でも仕込んでいるように…  まずは、靴に慣れることから始めて、次にどんなところに行っても生き残れるように、戦闘訓練。  それに平行して、電線のように細いところも歩けるように綱渡りなどの曲芸じみたことなど、みっちり教え込まれた。  あの時の師匠は、怖かった。  思わず半泣きで 振汰と逃げる算段をつけてしまうほどに…。  キャラ崩壊?そんなもの気にならないほどに恐ろしかったのだ!!
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