第一章

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『ケッ、五人掛かりなんて卑怯な手使った癖に、手応えのねぇ奴らだ』 私の周りには先程の五人の男共が仲良く倒れていた 私は昔から喧嘩っ早い性格で、高校生になった今でも変わりはない 『センコーにばれる前に逃ーげよっ!』 五人を放置して私は教室に向かった 『あーあ、せっかくの昼休みが……ちょっと肘掠ったな』 私が肘を見ながら廊下を歩いていると ードンッ!!ー 『わぁっ!?』 「っつ!?」 誰かにぶつかり尻餅を付いてしまった
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