僕の僕に言うよ

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危ないよ?と。 何故疑問系なのかと、言った僕自身がよわからないんだけれども、何故だか僕の言葉には疑問系しか言えないらしい。 らしいとは言ったものの、疑問系しか言えないと漠然として在るのだから、そうとしか言えない。 ただ、安心感がある。 彼女が死のうとしないことにね。 そして、思ったんだ。 カノジョニハミトレテシマウダケノビボウガアルト――――――――。 はっ、何をやてるんだ僕は。 カノジョドウナルンダロウネ? しらないさ。僕にはわかんないや。 ホントウニ? ああほんとさ、現に、彼女にとって僕なんて居ないのと同じように、僕にとってもどうでもいいさ。 ナラ――――― 「「殺そうか」」
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