12人が本棚に入れています
本棚に追加
------
「はぁ…」
結局、帰ってこなかったし…
なんだよ…
いつものように学校へ行く支度をする
「よし…行くか」
ガチャ
家を出て学校へ向かった
スタスタ
陸斗さんのことは気になるけど学校には行かなくては…
スタスタ
てか、昨日は寝れなかったし…
陸斗さんのばか…
帰ってこいよ…
歩きながら考えていると
「あれ…?海音おはよぉ!」
悪魔がやってきた…
はぁ…
めんどくさい奴がきたよ
「気むずかしい顔しちゃってぇ~」
ツンツン
俺の頬をつついてくる馬鹿…
イライライライラ
はぁ…ったく!
「こんのっ!ばか兄貴っ!」
バコッ
俺は
自転車に乗っている兄ちゃんに
思いっきりグーで殴った
「いっ…痛い…っ」
うずくまって俺を見る兄ちゃん…
「ふんっ!自業自得だっ!」
兄ちゃんのばか
「なんだよ~、あっ!」
急に兄ちゃんが思い付いたように立ち上がった
「も・し・か・し・て♪」
兄ちゃんは
俺の耳に近づいてきて
こう言った…
最初のコメントを投稿しよう!