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「はぁっ…はぁっ」
とりあえず
誰もいない公園のベンチに座る
あの女の人は誰だろう…
彼女かな…
陸斗さんのことを考えると余計にに胸が痛む…
ばか…
前にくれたキスはスキンシップと思えば不自然じゃないし
「好き」って言ってくれたのも……
「うっ…うぅ…っグスッ」
次から次へと涙が出てくる…
この気持ちはなんだろう…
わからない…
でもひとつだけ言えることは
陸斗さんとあの女の人が一緒にいるところを見ると胸が苦しくなる…
俺が1人で泣いていると
うしろから誰かがきた
まぁ公園だから誰かくるだろう…
「はぁっはぁっ…やっと見つけた…」
聞きなれた声…
今、一番会いたくない人…
泣いてる姿は見せたくない…
その場を立ち去ろうとすると声を掛けられた…
「おいっ!海音っっ!」
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