溢れる想い『他壁』

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「汐さん、それはないです」 「え~何で?」 メイド姿の汐くんと話す、キイ 汐くんとキイはさっきから お菓子のレシピを書いている 汐くんは自分で作ったレシピの お菓子でみんなが美味しいって いってくれたら嬉しいって 言って、今はキイと試行錯誤中 でも…二人の距離は異様に 近くておいらはイライラした 「だから~汐さん、まずね? ピーマンはお菓子に 合いませんから止めてください!」 「え~っなんで? ピーマンも頑張ったら お菓子になれるかもしれないでしょ! 最初から諦めないの!」 「ピーマンのお菓子ならあるけど… 汐さんに作るのは無理だよ」 サラッと酷いこと言う、松迅… 「くふふ、だから言ったでしょ それに汐さんにレシピを 書くなんて無理なんですよ」 「頑張らなきゃわかんないもんっ」 チュ…! 「!?…何するの!」 「何ってキス以外に 何があるんですか。」 「っ…どうしてキスするのって 聞いてるの!」 「好きだからに決まってるでしょ 好きじゃなかったら キスなんてしませんよ。」 「…っ」 汐くんは唖然として松迅は キスと同時に立ち上がった オイラを見つめてる。 「汐くん、部屋いこ」 汐くんの腕をぎゅっと掴んで部屋に無理矢理連れて行った。 .
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