滴る水『異』

4/5

132人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
やっとのこと、お風呂から上がる。 壱の枕に顔を埋めていたら…さっきのことを思い出した。 『あっん…や…』 『咲くん、壱に聞こえちゃうよ』 『やっ…ぁ!』 『ふふ、咲くん敏感。 ここ、好きでしょ?』 『やっ…!あぁあっ…』 「わわっ// 思い出すなっ俺!」 「何を思い出すんですか?」 「わっ!壱…っ」 突然立ち上がったらさっきみたいに視界がグラリと揺れた。 「あ…れっ…」 今度はさっきみたいに簡単には治らない。 「咲さん?」 壱に抱き締められてそこで気を失った。 .
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

132人が本棚に入れています
本棚に追加