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笑顔の宝石箱鮎川ちゃんだよ
実はさっき
汐ちゃんが着てたロリータを
お借りして…なんと!
愛しのキイちゃんに着せる!
いいね、結構俺なりに頭使った
「ってことで
キイちゃん、これ着て?」
「ってことでって何ですか
意味がわからないし
僕はこんなの着ませんから」
「え~!?なんでよ」
「汐さんが着たなら十分なんで
こんなロリータ汐さんの
クローゼットに戻してきなさい」
「やだやだ!!キイちゃん
着たら絶対似合うって!」
「…やだ」
「じゃあさ!
松迅にハンバーグ作ってって
頼んどくからさ!お願い!」
「…まぁ…
それならやってあげなくもない」
「本当!?」
「キイちゃんは嘘はつきません」
「この前唐揚げあるって
俺のこと起こしたくせに!
起きたら唐揚げなんか
なかったよ!?」
「うるさい!そんなこというなら
着ませんよ?」
「わっ分かった分かった!」
とりあえずキイちゃんに
ロリータを渡して
衣装室へと促した。
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