プロローグ

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一度、人混みに紛れるようにしてスーパーへと飛び込んだ。 後から道に走ってきたのは同じ学校の制服を着た生徒だった 一ノ瀬!?そんなわけ… 一ノ瀬空 学校ではいつも女の子に囲まれているような清楚な感じ まさかいきなり路上で拳をぶつけて来るようなタイプではない まさかな……。 彼女は僕を見失ったらしく道でキョロキョロしている そしてまさかの人間に追い掛けられていたことに呆然としていた僕と 目があった もう逃げる気力なんかわかない僕はスーパーの中で立ち止まった。 当然一ノ瀬が息を切らしながら向かって来る もう…あきらめた?悪いこと…をしたなら…素直…財布を渡せばばいいものを…… 俺は…無実…だ。財布なら……今日…警察に届けた。拾ったのを…渡そうと…しただけだ 嘘だろ? なら、…確かめにいけばいい。 いいだろうほら吹き ついでに捕まえてもらえば手間が省ける ―当然その後警察にいくと、現金がそのまま入った財布が見つかった
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